しまった!?
長男が産まれてから1ヶ月になるけど、お宮参りのことをすっかり忘れてた。
どうしよう、久しぶりだからどこで何をするか覚えてない・・・。

そんなあなたに、あらためて

お宮参りってなに?
いつ、どこでやるの?
服装のマナーは?
お金はいくら必要?
といった内容を説明します。

お宮参りとは

赤ちゃんの誕生を祝い、健やかな成長を祈る日本の風習です。
初宮参り・初宮詣(もうで)などとも呼ばれます。

時期

男女や地域によって異なりますが、一般的には生後1ヶ月で行います。

ただし、生後1ヶ月では赤ちゃんはまだ首がすわっていませんし、お母さんのダメージも癒えていません。
また、気候や天気などの関係で難しい場合もあると思いますので、現代ではそこまで厳密に行わない場合も多いでしょう。

実際に我が家でも、遅い子は2ヶ月を超えてからになったケースもあります。

場所

一般的には自宅近くの神社で行います。

古来からの風習なので「産まれた土地の神さま」などと言われますが、現代では自宅から離れた病院で出産したり、里帰りで出産したりします。
「自宅近く=産まれた土地」とならないケースもありますので、あまりこだわらないケースもあるようです。

  • 自宅近くの神社
  • 産まれた土地の神社
  • 両親や自身などが行った神社
  • 戌の日に行った神社

などから、家族で話し合って決めましょう。

混雑する時期や予約が必要なケースがありますので、事前に電話などで問い合わせましょう

服装

赤ちゃん

正式には白羽二重に掛け着の祝い着となるようですが、最近はベビードレスを着せるケースも多いです。

親から贈られた場合などは良いと思いますが、何度も着るものではありませんので、個人的にはベビードレスで十分だと思います。

両親・祖父母・兄弟

こちらも正式な服装はありますが、写真撮影の場などで他の家族も見た感じでは、ほとんど以下のような感じです。

父親:スーツ
母親:ワンピース/スーツ
祖父:スーツ
祖母:ワンピース/和装(ちょいちょい見かけました)
兄弟:おしゃれ着

お金

神社に初穂料を納めることになります。

初穂料とは

神さまにお供えするお金です。
初詣のときなど、お守りが「初穂料・・・円」みたいに記載されているのを、見たことがあるかもしれません。

金額の相場

一般的に5,000円から10,000円のケースが多いようです。

お金はのし袋に入れて、ふくさで包んで持っていきます。
我が家では以前、お金を財布に入れたまま持っていくという、大失態を犯したことがあります。
その場で包み紙をいただき、恥ずかしさに震えながら、のしを書いたのも良い思い出(?)です。

のし袋の書き方

のし袋は、下画像のような水引きが紅白蝶結びの御祝用を使います。

のしの書き方は、

  • 赤ちゃんの名前だけ
  • 父親の名前だけ
  • 父親の名前と赤ちゃんの名前

などいくつかパターンがあります。

我が家がお世話になっている神社では、祈祷中に名前を呼ぶので、父親と赤ちゃんの名前でそれぞれふりがなを書いてくださいと指定があります。
よく分からなければ、予約の時点で確認しておく方が良いかもしれません。

ちなみに筆ペンは、うす墨じゃないものを使いましょう。
うす墨は、葬儀などの弔事で使います。