やあ、銀蔵です。
我が家では、たまにワンオペ育児が発生します。
休日に1日早朝から深夜まで妻が不在だったり、ときには2泊3日で友人と旅行でリフレッシュしてもらったり。
普段から育児をしていれば、あまり問題はないと思います。
ただ、ひとりで1日通しで育児するのは、慣れないとまた少し違うかもしれません。
そこで今回は、新生児のワンオペ育児の心得を記したいと思います。
既に分かってるところは、飛ばしてしまって良いです。
心得
基本的に赤ちゃんであっても、大人と同じで個人差が大いにあります。
ネットや知り合いから聞いたことが、そのまま当てはまらない可能性があることを、まず心得ましょう。
学生のころ、ネットの情報を鵜呑みにしてあの子をデートに誘っても、なかなかうまくいきませんでしたよね?
あの子も赤ちゃんも人間です。
その人にあわせたコミュニケーションが大事です。
準備
仕事も育児も段取りがすべてです。
資料を作らずリハーサルもせずに、プレゼンにのぞむ人はいません。
(注:います)
次のポイントをおさえましょう。
相手を知る
孫子は言いました。
「相手を知り、自分を知れば、必ず勝てる」と。
残念ながら、これは大人相手の話で、赤ちゃん相手に必ず勝つことはできません。
しかし、赤ちゃんの特性を知ることで、お世話の成功率をあげることはできます。
- ミルクは何時間おきに何ml飲むのか
- 寝やすい体勢や入眠までのルーティンは
- 睡眠は何時間くらい継続するのか
- 部屋の温度や証明の暗さの好みは
- お気に入りのおもちゃは
- 泣いたときに好きなあやし方は
など
顧客の要望を根掘り葉掘りヒアリングするがごとく、我が子のことを聞いてください。
スプレッドシートなどに整理して、後日議事録として奥さまに提出しても良いです。
(注:余裕のない奥さまには怒られます)
道具をそろえる
野球の上達方法を聞かれたイチローは言いました。
「道具を大切にしなさい」と。
残念ながら、赤ちゃんのお世話グッズとはすぐにお別れがきます。
しかし、今このときは大切な戦友であり、どこに何があるかは把握しておきましょう。
この日だけは奥さまに確認して、一ヶ所にまとめて置いておくのも良いでしょう
- 授乳用品(哺乳瓶、ミルク、お湯を沸かす道具、洗う道具)
- オムツ用品(オムツ、お尻ふき、ゴミ袋、おむつ替えシート)
- 沐浴用品(ベビーバス、沐浴液・石けん類、ガーゼ・沐浴布、バスタオル)
- 着替え
- おもちゃ
- 母子手帳・保険証・かかりつけの病院情報
基本的なお世話の仕方を覚える
私の父は言いました。
「いつかお前に世話されるときが来るのかな」と。
…なんの関係もありません。
赤ちゃんのお世話について、基本的なやり方を覚えておきましょう。
あくまで一般的な話で、やり方やルールはそれぞれ異なりますので、↑のヒアリングで聞いておきましょう。
ミルクをあげる
- お湯を沸かす
通常は殺菌のため70℃以上と言われます。
細かい温度が分からなければ、沸騰させてしまって構いません。
(冷ます時間がのびます) - ミルクを測って哺乳瓶に投入
- 沸いたお湯を投入して混ぜる
キューブタイプは溶けにくいので、塊が残らないよう注意します。 - 適温に冷ます
哺乳瓶の下部を、水や氷水につけて冷まします。
温度は自分の手の甲など皮膚が薄めのところで、人肌くらいになったか確認してください。
人肌がよくわからない場合は、少し冷めすぎかなというくらいでも構いません。
赤ちゃんによっては、冷めすぎると飲まないことがありますが、熱くてヤケドするよりはマシです。
あとから湯せんで温度を調整すれば良いです。 - 赤ちゃんに飲ませる
抱っこして、ベッドに寝かせたまま、など普段の奥さまと同じように飲ませましょう。
飲む量にムラがある子は、なんとか飲ませるのか、いったん諦めるのか、などの方針を調整しておきましょう。 - ゲップをさせる
新生児のうちは、ミルクとともに空気もたくさん飲み込みます。
飲み終わったら、ゲップをさせることで空気を抜いてあげます。
自分の方に赤ちゃんの顔が乗る感じで抱っこして、背中を軽くトントン叩きます。
これもすぐに出る子もいれば、絶妙な角度と強さで叩かないと出ない子もいれば、空気と一緒にミルクをリバースする子もいます。
何度もやりながら感覚をつかみましょう。
ご家庭によっては、母乳を冷凍保存しておいて飲ませるケースもあると思います。
冷蔵庫に移したり流水で解凍してから、湯せんなどで温度調節をするくらいで、他は同じような流れで良いかと思います。
我が家では一人目の初期に飲ませていましたが、搾乳も解凍も手間がかかるためすぐ粉ミルクになりました。